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トマオナの部屋

医学を勉強しながら、日々妄想したことを書いてます。

目覚めよ、腹の虫

 私は小食だ。胃袋が小さい。
さらに食事を疎ましがるきらいがある。お腹がすけば良いのだが、間食したり食事の時間が安定してなかったりするせいか、空腹にならないこともしばしば。お腹はすいてないけど、時間が来たから仕方なく食べる感じ。それで、なおのこと食事がおっくうになる。

できることなら錠剤を飲むか、点滴を打つか、あるいは鉄腕アトムみたいにお腹をカパッと開けてご飯をガバッと流し込むことができれば、カンタンで良いのにな、なんて思っている。

かと言って食事が嫌いというわけではない。美味しいものを食べるのは好きだし、友達と食事するのは楽しい。ただ、そうでないときはほんのちょっぴり、食事が面倒になることもある、ということ。

残念ながら、これはあまり自慢できることではないようだ。世間の多くの人はたくさん食べるということを美徳とする。

『ほい、もっと食べや』
祖父は私と食事するとき、よくこう言っていた。それで私は祖父を喜ばせようと、ちょっと無理をしてご飯を流し込む。

そう言えば少し前、テレビでこれに関してビックリするようなことを言っている人がいた。街を歩く人に声をかけて、『あなたはどんな人を信頼することができないか?』と聞いていく。その中で1人、4,50代のお父さんがこう答えていた。

『あー、飯いっぱい食わん奴やな。うん、飯山盛り食う奴はな、信頼できるんや』

・・・どんな理屈だよ!
それを見て思った。それなら私の信頼度なんて間違いなく0だ。これは辛い。

小食でもいいじゃん、と思う。大食漢も小食家も同じじゃないか。たくさん食べるのは良くて少ししか食べないのは悪いなんておかしい。赤ちゃんじゃあるまいし。

そうは言っても、実のところ、先のおじさんの言うことが理解できないわけでもない。特に私のような痩せっぽちの人間はもっとしっかり食べなきゃとつくづく思う。

お腹がすかないからとて
「フッフッフッ・・・私は食事をしなくとも生きていける肉体なのだ!」
などと言っている場合ではないのだ。ダイエットしようという人は羨ましいなんてお世辞を言うかもしれないけれど、私はもっと大きく、鉄のように強い胃袋が欲しい。なかなか実現の厳しい願いではあるが。

腹の虫、目覚めてくれないかなあ・・・。